2005年11月28日

『きみに読む物語』

きみに読む物語

著者:ニコラス・スパークス

映画も大ヒットした『きみに読む物語』(原題:THE NOTEBOOK)の原作で、
著者のニコラス・スパークスの処女作でもあります。
この作品は聞くところによると、
スパークスの妻の祖父母がモデルになった作品だとか。

私の場合、映画を見た後で読んだせいなのか、原作は映画に比べてノアとアリーのロマンスが淡々とした調子で綴られているな・・という印象を受けました。
ページ数もさほど多くないし読みやすいとは思いますが、多少物足りなさを感じる人がいるかもしれないです。
私はベタベタの恋愛小説は苦手なので、
このくらい淡々とした作品の方が良いのですが。

淡々としてはいるけれど、認知症に冒されて夫であるノアや子供達、
そして自身のことですら分からなくなってしまった妻のアリーを思うノアの純粋な気持ちには、素直に感動しました。

でも男性と女性では、この作品を読んだ感想は変わってくるのでしょうね。
一度、男性の感想も聞いてみたい気がします。
posted by こた at 23:40 | ☁ | Comment(0) | TrackBack(0) | book>海外作家

2005年11月25日

『ザ・パーク』

監督:アンドリュー・ラウ
出演:デレク・ツァン、エドウィン・シュウ、マシュー・ポール・ディーン

香港のホラー作品です。閉鎖された曰く付きの遊園地へ、失踪した兄を探しに行く妹とその仲間達。しかし彼らは怪奇現象に巻き込まれ次々と命を落としていく・・・、
というストーリー。

この作品はDVDで鑑賞しましたが、3D映像を2D映像に変換してある為、
見にくいシーンが所々にあります。
別に見る分に支障はないですが、
『お〜、3Dメガネをかけて見ると良いかも♪」という感じの映像です。

さて肝心のストーリーですが・・・
別段書く事もないかな〜という印象です。
ストーリーを見るというよりも、”主人公の仲間達がどんな死に方をするのかを見ている”といった感じでした。突っ込みどころも満載だし。
ラストも「うひゃ!やっぱりこうなったのね!!」って。
ホッとしたのも束の間、最後に!!!な終わり方をするというのはある意味定番って感じなんだけど、この映画に限ってはラストのオチにも全くドキドキしません。
劇中に起こる怪奇現象も、あまりに現実離れしすぎている為に、
「怖いっ〜〜」と思うより笑えてきちゃいました。

そんな全く怖くないホラー作品ですが、「インファナル・アフェア」の監督の作品だというのにはちょっとビックリ。
それからこの映画を見て改めて思った事が一つ。人間の自然の感情を表現するのって、演技の上手下手が一番分かりやすいのですね。
特に泣くシーンとか。
この映画のヒロイン役の女優さんの泣く演技は、学芸会を見ているようでした。
posted by こた at 13:38 | ☁ | Comment(0) | TrackBack(0) | movie>アジア映画

『RIPPER 〜地獄からの手紙〜』

監督:ジョン・エアーズ
出演:A・J・クック、ケリー・ブルック、ユルゲン・プロノホフ、ブルース・ペイン

最近は米テレビ・シリーズのトゥルー・コーリングなどにも出演している、
A・J・クック主演のサスペンス。
『スクリーム』シリーズのような連続殺人鬼を題材にしており、
あの有名な切り裂きジャック(Jack the ripper)がストーリーの重要なテーマになっています。
しかし色々な要素を詰め込んだわりには、そのどれも上手く消化しきれていない感じがしました。
A・J・クック演じるヒロイン、その彼女がひた隠しにしている辛い過去を知るハイスクール時代の同級・訳ありな感じの教授・怪しい刑事など、どのキャラクターの個性も生かしきれていないと思います。「こいつら、一体何だったのよ?」という印象しかありませんでした。
これがもし「スクリーム」のようなスピード感もあって、ヒロインがタフで強いキャラクターだったら、もっと面白い映画になっていたかもしれません。
A・J・クックは魅力的な女優さんだと思うけれど、この映画では彼女の良さがあまり発揮されていなくて、ちょっと残念な気がします。

ラストのオチも、今ひとつスッキリしません。
見ている側を驚かせるような意外性を狙ったのかもしれないけれど、意外性どころか胡散臭いインチキっぽさしか感じませんでした。
私の場合、この作品はレンタルDVDで見たけれど、これがまともな金額を払って劇場で見ていたら、ちょっと損をした気分になっていたかも・・・という作品でした。
posted by こた at 11:01 | ☁ | Comment(0) | TrackBack(0) | movie>洋画:ら〜ん

2005年11月21日

『ソウ2』

監督:ダーレン・リン・バウズマン
出演:ドニー・ウォルバーグ、ショウニー・スミス、エリック・ナドセン、フランキーG
グレン・プラマー、ダイナ・メイヤー、エマニュエル・ヴォジエ、トビン・ベル
ビヴァリー・ミッチェル

ほとんど傑作と言っていいと思った前作『ソウ』は劇場で見ていたので、その続編と聞いて見に行った本作。
実を言うと、キャッチの「謎は全て明かされる!前作をはるかに超える[ ソリッド・シチュエーション・スリラー ]と言うのが、鑑賞前から気がかりになってました。
何故なら、呆れるほどの駄作だと個人的に思っている『キューブ2』も同じようなキャッチ・コピーが・・・。
* 余談ですが、『キューブ』は見ておいて損はない作品だと思いマス。

さて、話を本筋に戻して。
前作を超えるとなると、かなりハイ・レベルの作品になっていなければいけないんですが、どうなんでしょう?
人によってかなり見方が違うようだけれど、私的には「前作は超えてないでしょう〜」と思っています。
初めて前作の『ソウ』を見た時に感じた緊張感が、この続編ではあまり感じられなかったからかもしれません。

それに今作では、かなり早い段階から真犯人が分かってしまいましたしね。
ジグソウのゲームに巻き込まれた人達は、皆一様に青白い顔をして、話が進むにつれて血を吐いたりしているのに、犯人だけは他に比べて顔色もいいし、後半になっても走ったりしているのですから。
ただし、(前作の犯人でもある)ジグソウに共犯者がいて、ジグソウ亡き後に後を継ぐ人間がいるというのは意外でしたが。

ココまであまり良い事を書かずに来てしまいましたが、続編ものとしては、かなり良く出来た作品ではあると思います。
ラストのオチのつけ方も、私は好きです。『ソウ3』が製作された時は、間違いなく劇場に足を運ぶと思います。

それから最後に一つ。この『ソウ2』を見る前に、必ず1作目の『ソウ』を見ておく事をオススメします。
もろに前作の続きという設定になっていますから、1作目を見ておかないと分からない部分が多々あると思いますので。
posted by こた at 09:10 | ⛄ | Comment(2) | TrackBack(2) | movie>洋画:さ〜と

2005年11月10日

『デブラ・ウィンガーを探して』

デブラ・ウィンガーを探して

監督:ロザンナ・アークェット
出演:公式サイトのキャスト紹介へ
    →http://www.elephant-picture.jp/debra/cast.html

登場する女優さん達は、かなり有名な方ばかり。でも若い女優は登場しません。30代半ば以上の人ばかりです。
ちなみにタイトルにも登場する”デブラ・ウィンガー”は、「愛と青春の旅立ち」や「愛と追憶の日々」にも出ていた女優。
ハリウッドで順調なキャリアを築いていた彼女が引退したのは何故か、彼女本人の口から語られており、女優というのが華やかに見えて、実はどれだけ大変な職業かというのを初めて知りました。
中にはかなりキツイ話もあり、男優に比べて女優の立場がいかに弱いものであるかというのも、リアルに語られていたりします。

若さ=美と考えるハリウッドの中で、30代半ばを過ぎた女優達が置かれている状況がツライものであるという事。それが、この作品からヒシヒシと感じられました。

でも何より一番感じたことは、この映画に出演している女優さん達が本当に素敵だということです。
ハッキリ言って、どの女優も「ん〜、老けたなぁ・・・」とは思います。しっかり皺も出来ているし、余計なところにお肉がついちゃってたりする。だけど、それを補って余りある魅力がどの女優からも感じられるのです。
そんな彼女達の魅力を生かすことの出来る映画がもっともっと沢山出来たらいいのに、と思わずにはいられません。

最後に、この映画の製作当時は引退していたデブラ・ウィンガーですが、実話を元にした感動作『僕はラジオ』『僕はラジオ』で、エド・ハリスと夫婦役で共演しています。
そう出番は多くないですが、彼女の役柄も素敵だったし、作品自体も良いのでオススメです。
posted by こた at 00:58 | ☔ | Comment(0) | TrackBack(0) | movie>洋画:さ〜と

2005年11月08日

『キャビン・フィーバー』

キャビン・フィーバー

監督:イーライ・ロス
出演:ライダー・ストロング、ジョーダン・ラッド、セリナ・ヴィンセント
   ジョーイ・カーン、ジェームズ・デベロ

劇場公開時、ピーター・ジャクソン監督やタランティーノ監督が絶賛!などとうっていたので、先日DVDで鑑賞しました。

そんなこんなでかなり期待して見たのですが、私にはどうも・・・。
「こりゃ酷い!」って訳ではないのです。低予算で作られたものにしては鑑賞に堪えうる作品だと思うし、なにより80年代ホラーっぽい設定が懐かしくもあったのですが。
でも、それ以上に先の読める展開や、予想通りのオチの方が気になってしまいました。
おまけに出演者にあまり魅力を感じなかった点で、「テキサス・チェーンソー」や「クライモリ」よりも下かなぁ・・・なんて気もしましたし。

この映画の要になる”未知のウィルス”に関しても、扱いが中途半端で消化不良気味な感じです。
いっそウィルスの出先をもっと掘り下げるとか(違うジャンルの映画になってしまいそーですが)、反対にウィルスの感染経路とかトコトン謎にしてしまっても良かったんじゃないか、と思います。

という訳で、そこそこ面白い作品だとは思いましたが、
この映画のどこにタランティーノ監督やピーター・ジャクソン監督を熱狂させる物があったのか、私には最後まで分からずじまいでした。
posted by こた at 12:54 | ☔ | Comment(2) | TrackBack(2) | movie>洋画:あ〜こ

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