2004年11月11日

『オールド・ボーイ』

オールド・ボーイ プレミアム・エディション

監督:パク・チャヌク
出演:チェ・ミンシク、ユ・ジテ、カン・へジョン

「今年のカンヌ国際映画祭でグランプリを受賞!」ってだけでも「観てみたいなぁ〜」と思うのに、大好きなユ・ジテが出演しているとくれば、「こりゃ、何がなんでも観なくては!」と思ってしまう単純な私でした。

公開初日に観に行った(レイトショーだったが)にも関わらず、観客は私を含めても10人程度。「レイトショーだとしても、観客が少なすぎるんじゃ・・・」と不安に・・・。

そしていよいよ上映開始!期待に胸を膨らませながら観ていたけど、最初は「何だ?期待ほどじゃないかも・・・」とちょっとガッカリ。
ところが、主人公のオ・デスが15年の監禁生活から突然開放されるあたりから、なんとな〜く面白くなり始めました。
オ・デスがずっと思い続けていた「何故俺を監禁した?」という疑問が、ストーリーが進むにつれて「何故俺を解放した?」になるのだけど、そのあたりのストーリーのスライドのさせ方が上手いと思います。

このテの映画って、暴力シーンが多くなりがちだけど、私はそれほど「暴力的な映画」とは感じなかった。暴力的なシーンが多いと思うか少ないと思うかは、観る人によって違うとは思うけど、基本的に「無意味な暴力」は描かれてないと思う。それでも「暴力に意味も無意味も関係ない!暴力はダメ」って人には、オススメはしません。

さてさて、ユ・ジテが今作では「復讐の為」にオ・デスを15年も監禁するという敵役をやってました。
ジテ君と言えば、『リメンバー・ミー』や『春の日は過ぎ行く』の「ちょっとシャイな人」ってイメージが強かったけど、「今回の悪役も以外に似合うなぁ〜」と思いながら観てましたよ。長身で手足の長ーい人なので、スクリーンで観ても映えるんだよね〜!

しかしながら、今作で彼が演じたイ・ウジンはどうしようもないヤツです。「オ・デスに復讐したかった理由」って、ほとんど逆恨みじゃん!!元はと言えば、タブーを犯してしまったアンタが悪いんでしょうに・・・と突っ込みたくなっちゃっいましたよ。こんな訳もわからん理由で15年も監禁されたオ・デスが気の毒だ・・・。
巻き込まれたミド(カン・へジョン、可愛かった〜)もいい迷惑。しかも、オ・デスが生きている限り、彼にとって生き地獄のような状況を作って置きながら、自分はサッサと死んでしまうのだから、限りなく嫌なヤツ。

ラストシーンの「真っ白な雪の中、真実を知らずにオ・デスに抱きくミド」って、画的には綺麗だけど、この二人にとっての真実を知っている観客の立場としては、かなり複雑な気持ちを抱かせるものがあるんだよね・・・。「本当の事を知ってしまったら、ミドは生きていけるのかな?」とか、ね。それと「イ・ウジン、アイツは自分が死んだ後もオ・デスに復讐し続けるつもりだったのね!」とも思ったし。
人によっては、「何も知らずにいる限りはいいんじゃないの?」って言うのかもしれないけど、私は「この二人にとっては、これから先が地獄になっちゃうのかも・・・」と思ったのでした。

ところで、この『オールド・ボーイ』の全編を通して流れてくる曲があるんだけど、映画を観て以来、何故か耳から離れないのよ〜。まるで『エクソシスト』の「チューブラー・ベルズ」状態。メロディーを聴くだけで「あっ、オールド・ボーイの曲だぁ〜!」と思ってしまう私って・・・??
posted by こた at 16:59 | 🌁 | Comment(0) | TrackBack(0) | movie>ユ・ジテ
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